ある物質が溶けた液体に電極を差し込むと化学反応が起きて、電気が発生する。
電池が化学反応で起こることは知っている。マンガン、水銀、アルカリ、リチウムなど、液体に溶けている物質ばかりに目が行きやすい。ん。でも、良い電極が見つかると、より良い電池ができるはず、だよね。良い電極になるような物質は、「活物質」と呼ばれている。
Twitterを眺めてながらつらつらと考えていると、ボコッと来た。
Twitterの呟きが急激に増える時間帯がある。盛り上がる話題がある。
そんな現象はなぜ起こるのだろうか。
「メッセージのベクトルと持続性」の中で、ソーシャル・サブスクライバーがソーシャル・キャリアーになる瞬間について考えていた時、どこかモヤモヤするものがあった。
「ソーシャル・ジャーナリズムの空間」における「活物質」とはなんだろうか?ある物質が溶けた液体とは、「ソーシャル・ジャーナリズムの空間」。
液体に蓄えられた電子とは、「ソーシャル・ジャーナリズムの空間」に存在するひとりひとりが感じている「思い」のようなものに紐づけてみる。
しかし、これだけでは電気は発生しない。つまり、「ソーシャル・ジャーナリズムの空間」でも、ひとりひとりの思いが、それぞれの呟きとなって飛び交うようにはならない。
電池の場合、電極を差し込むことで化学反応が生じる。その結果、電子が流れ始める。この状態を「ソーシャル・ジャーナリズムの空間」に置き換えて考えてみる。
「電極を差し込む瞬間」とは、ソーシャル・ジャーナリストによって情報発信が行われる瞬間であるはず。然し、「情報が生まれる瞬間」と化学反応が起きることを拙速に結びつけようとして、踏みとどまる。「価値のある情報(メッセージ)」が無いところにベクトルは無い。だから、化学反応を起こしている「活物質」は、「ソーシャル・キャリアー」なんだ。ソーシャル・キャリアーが反応しないことには、化学反応は起きないんだ。
ん?じゃあ、なぜ、すべてのソーシャル・サブスクライバーが、ソーシャル・キャリアーにならないのだろうか?うーん。疑問をパラフレーズしてみよう。なぜ、一部のソーシャル・キャリアーだけが、ソーシャル・ジャーナリストの情報発信に反応するのだろうか?
うーん。そうか。なるほど。
僕が、Twitterにハマってしまった訳が見えてきた気がする。
よし。「ソーシャル・キャリアーの活性化の条件」については、後ほど噛み砕いていこう。
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